お得なクレジットカードと銀行のブログ: 3月 2019
2019年3月23日土曜日

ANA JCBカードで貯めたOkiDoki通常獲得ポイントをANAマイルに交換する方法【図解】

ANA JCBカードは、ソラチカ、一般、ZERO、学生、ワイド、ワイドゴールド、プレミアムと豊富なラインナップを誇るANAカードです。

本日はJCB会員用インターネットサービスのMyJCBで、ANA JCBカードで貯めたOkiDokiの通常獲得ポイントをANAマイルに交換申請する方法を、実際のWeb画面を使って解説します。

ANA JCBカードで貯めたOkiDokiポイントのANAマイル交換は、レートに関して「5マイルコース」と「10マイルコース」の2種類が、交換タイミングに関して「マイル自動移行コース」か「マルチポイントコース」の2種類があります。

これから解説するANAマイルへの交換方法は「ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)」で貯めたOkiDokiの通常獲得ポイントを「5マイルコース」&「マルチポイントコース」で交換した際の例です。

「10マイルコース」の場合は、「5マイル」を「10マイル」に読み替えて頂ければと思います。

ちなみに交換タイミングを「マイル自動移行コース」に設定すると、通常獲得ポイントは自動でANAマイルに交換されるため、これから解説する交換申請は不要です。(ただし、「マイル自動移行コース」に設定しても、ボーナスポイントは自動移行の対象外のため、交換申請が必要。)

それでは解説を始めます。

MyJCBにログイン


OkiDokiポイントからANAマイルへの交換申請するため、
 https://my.jcb.co.jp/LoginをクリックしてMyJCBのログインページを開きます。

MyJCBのログインページ

上の画像のようなページが表示されますので、MyJCB IDとMyJCBパスワードを入力したあと、 ログイン のボタンをクリックします。


秘密の合い言葉の確認


秘密の合い言葉の確認ページ

長期間ログインしていなかったり、初めて使う端末からログインした場合、上の画像のような「秘密の合い言葉の確認」のページが表示されます。

表示された場合は、「秘密の合い言葉」に対する答えを入力するとともに、「今後の省略設定」をします。

「今後の省略設定」は、次回のログインでの「秘密の合い言葉」の入力を省略するため今回ログインした端末(パソコン、スマートフォンなど)を登録するかどうかの設定になります。

次回のログインで「秘密の合い言葉」の入力を省略したい場合は「登録する」、省略しない場合は「登録しない」のラジオボタンをクリックします。

入力が終わったら、 次へ のボタンをクリックします。


ポイントキャンペーンをクリックする


ポイントキャンペーンをクリックする

上の画像のようなページが表示されますので、上部の「ポイントキャンペーン」(赤破線で囲った部分)をクリックします。


ポイント交換をクリックする


ポイント交換をクリックする

「ポイントキャンペーン」(赤破線で囲った部分)をクリックしたことで、水色破線で囲ったメニューが表示されますので、「ポイント交換」(赤楕円形で囲った部分)をクリックします。


商品申込の画面で「商品(ANAマイル)」を選ぶ


商品申込の画面で「商品(ANAマイル)」を選ぶ

上の画像のようなページが表示されますので、少し下にスクロールして、「コースから選ぶ」と記載されている箇所を探します。


「コースから選ぶ」で「ANAJCBカード専用ANAマイレージ移行」を選ぶ


「コースから選ぶ」で「ANAJCBカード専用ANAマイレージ移行」を選ぶ

上の画像のような「コースから選ぶ」が記載されたページが表示されたら、ANAJCBカード専用ANAマイレージ移行の部分をクリックします。


ANAマイルに交換申請するポイント数を入力する


ANAマイルに交換申請するポイント数を入力する

上の画像のようなペ商品申込/商品詳細のぺージが表示されます。

商品申込/商品詳細と言うと堅苦しく聞こえますが、前のページで「ANAJCBカード専用ANAマイレージ移行」を選びましたので、要はOkiDokiポイントから交換申請するANAマイルという商品(商品と呼ぶのは違和感ありますが。。)の詳細ページということになります。

このページでは、マイル交換条件が異なる下記の2種類のポイントの交換申し込みができますが、今回は通常獲得ポイントを100ポイント交換するので、商品番号:00111500のポイント入力欄に100を入力し、 ご希望商品リストに仮登録 のボタンをクリックします。

通常獲得ポイント

  • 毎月の利用合計金額1,000円(税込)ごとに付与されるポイント
  • 交換レート:1ポイント=5ANAマイル
  • ANAマイル交換の申込可能ポイント:1ポイント以上1ポイント単位

ボーナスポイント

  • JCB STAR MEMBERS、Oki Doki ランド、各種キャンペーンにより獲得したポイント
  • 交換レート:1ポイント=3ANAマイル
  • ANAマイル交換の申込可能ポイント:500ポイント以上1ポイント単位


商品申込/商品追加確認のぺージで入力内容を確認


商品申込/商品追加確認のぺージ

上の画像のような商品申込/商品追加確認のぺージが表示されます。

表示されている内容を確認して問題がなければ、 ご希望商品リストに登録する のボタンをクリックします。


商品申込/ご希望商品リストのページで表示内容を確認


商品申込/ご希望商品リストのページ

上の画像のような商品申込/ご希望商品リストのぺージが表示されます。

表示されている内容を確認して問題がなければ、 商品申込/申込内容のご確認へ のボタンをクリックします。


商品申込/申込内容の確認ページで内容を確認し申し込みボタンをクリック


商品申込/申込内容の確認ページ


上の画像のような商品申込/申込内容のご確認のぺージが表示されます。

表示されている内容を確認し、問題がなければ、一番下の「MyJCBパスワード」、「セキュリティコード」、「カードの有効期限」を入力の上、 申し込む のボタンをクリックします。


申込受付完了のページを確認


商品申込/申込受付完了のぺージ

上の画像のようなペ商品申込/申込受付完了のぺージが表示されたら、OkiDokiポイントからANAマイルへの交換申し込みは完了です。お疲れ様でした。
2019年3月22日金曜日

広がるか? 三井住友カードが非接触IC決済の「Visaのタッチ決済」に対応したプロパーカードの発行を開始

Visaのタッチ決済

PayPay、LINE Pay、ドコモのd払いに続いて、楽天ペイも2019年3月25日(月)から20%還元のキャンペーンを開始します。

それほどまでにキャッシュレス決済が大盛り上がりを見せていますが、2019年3月1日からクレジットカード大手の三井住友カード株式会社は、非接触IC決済の「Visaのタッチ決済」に対応したカードの発行を開始しました。

三井住友カード公式サイト

Visaのタッチ決済とは?


お店の読み取り装置に非接触対応のVisaカードをタッチさせることで支払いができます。使い方は楽天Edy、iD、QUICPayと同様と考えれば分かりやすいですね。

使い方は簡単。店員さんに「Visaタッチで支払います。」と伝えて、読み取り装置にカードをタッチさせるだけです。

Visaのタッチ決済を使えば、現金いらずで面倒なサインや暗証番号の入力なしで素早く支払いができます。

※決済が一定金額を越える場合はサインまたは暗証番号の入力が必要になります。

非接触対応のVisaカードとは?

非接触対応のVisaカードの券面にはリップルマークがついています。リップル (英語: ripple)は日本語でいうと「さざ波」で、リップルマークは「さざ波」によって付けられる「波あと」、「漣紋(れんもん)」を意味します。

Visaのタッチ決済は 当初 Visa payWave と呼ばれていました。英語のWaveは波の意味ですから、このネーミングはうなずけますね。リップルマーク付きの三井住友カード


Visaのタッチ決済が使えるお店は?

VIsaのタッチ決済は世界ではかなり普及しており、日本でもローソン、マクドナルド、メガネストアー、TSUTAYAなどで利用できます。

イオンは2019 年 3 月から 2020 年 3 月にかけて、全国のスーパーマーケット、ドラッグストアなどイオングループ各店約 10 万台のレジに Visa のタッチ決済が可能な決済端末を順次導入することを発表しています。2020年の東京オリンピックで外国人の訪日客が増えることを見越した対応ですね。

Visaのタッチ決済が利用できるお店の表示
上記の表示がされているお店でVisaのタッチ決済を利用できます。

Visaのタッチ決済に対応している三井住友カードは?


2019年3月現在、下記のプロパーカードがVisaのタッチ決済に対応してます。


三井住友カードが発行する提携Visaカードも、2019年3月以降、新規・再製・再発行・更新・切替のタイミングで順次搭載をするようです。
また、Mastercardブランドのクレジットカードへの非接触IC決済(Mastercard contactless)の搭載は準備中とのことです。

Visaのタッチ決済は今後広がるのか?


日本政府は、海外からの訪日客の拡大と、キャッシュレス決済の普及を図っています。

世界で普及しているVisaのタッチ決済は日本でも順調に広がって行くでしょうか?

Visaのタッチ決済と同様の非接触IC決済は 楽天Edy、iD、QUICPayなどがすでにあります。

また、PayPay、LINE Pay、楽天ペイなどのQR・バーコード決済は、利用者にとって非常に魅力的なポイント還元策を打ち出しています。

このような状況ですから、何か大きなメリットがないとVisaのタッチ決済の普及はなかなか進まないのではないかと思います。

ではどうなれば良いのか?
私は、普及させるための一番のカギは、やはり強力なポイント還元キャンペーンだと思います。

全く無名だったPaypayが、「100億円あげちゃうキャンペーン 第一弾」で一気に利用者を増やし、知名度を上げたのは周知の通りです。

Apple Payについてもクレジットカード会社の思い切ったポイント還元キャンペーンが普及を後押ししたことは間違いないと思います。

Visaのタッチ決済が優位性があるとしたら、海外からの訪日客の利用でしょう。海外で日常的にVisaのタッチ決済を利用している人なら、同じカードで非接触決済が行えるのは便利だと思います。

とはいえ、PayPayはアリババのAlipayと、LINE Payは中国テンセントのWeChatPayと提携しています。

AlipayとWeChatPayは、それぞれ数億人の利用者がいて中国で日常的な決済手段として使われています。

Visaのタッチ決済が、海外からのインバウンド客向けの専売特許というわけではないのでここだけに頼るわけにはいきません。

繰り返しになりますが、Visaのタッチ決済を普及させるなら、やはり思い切ったポイント還元キャンペーンがキーになると思います。

三井住友カードが2018年10月から2019年1月にかけて実施した「いまならコンビニで半額!!キャンペーン」はナイスでした。

キャッシュバック上限は5,000円という制約はありましたが、半額というのは利用者を振り向かせるインパクトがあったと思います。

PayPay、LINE Pay、ドコモのd払い、楽天ペイがこぞって20%還元キャンペーンを実施し、20%還元がトレンドになっていますから、Visaのタッチ決済もそれに近いポイント還元施策を打ち出せば一気に普及度が増すと思います。

今後の施策に期待したいと思います。
2019年3月17日日曜日

昨今の三井住友カードのポイント還元キャンペーンがすごい件


このところの三井住友カードのポイント還元のキャンペーンがすごいです。

過去には余り見られなかった大盤振る舞いのキャンペーンを昨年10月くらいから手を変え品を変えて、展開しています。

昨年10月から今年1月までは「いまならコンビニで半額!!キャンペーン」を、昨年11月から12月までは「もれなくもらえる!!エブリプラスを使って500ポイントGETキャンペーン!!」をやっていました。

「いまならコンビニで半額!!キャンペーン」は Apple PayのiDを新規設定した先着10万名がセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなど主要なコンビニで買い物すると2ヵ月後にキャッシュバックされるというものでした。

キャッシュバック上限は5,000円で、対象期間は新規設定とエントリーをした月の翌月末まで(つまり最大2か月間)だったため、大儲けするほどではないですが、それでもコンビニの買い物が半額になるわけですから、結構うれしいキャンペーンでした。

三井住友カードの通常のポイント還元率は0.5%ですが、「半額」の50%の還元が加わり、トータルの還元率は50.5%だったということになります。通常の還元率0.5%の101倍ですから、これは凄いことです。

キャッシュバック上限は5,000円だったので、コンビニでの上限10,000円の買い物が半額対象だったことになります。

10,000円分が多いか少ないかは人によって違いますが、私の場合、コンビニ利用は、それほど多くなく、対象期間の2ヵ月でかなり積極的にコンビニ利用をしたものの、使った金額は約9,400円でした。なので、半額対象が上限10,000円というのは十分で、このキャンペーンには満足をしています。

<ご参考>
私がコンビニでよく買うのは、圧倒的に朝食用のパンが多く、時々、牛乳、天然果汁ジュース、卵を買います。半額キャンペーンの際は、家族が食べる用に明治やグリコのヨーグルトをよく買っていました。

次の「もれなくもらえる!!エブリプラスを使って500ポイントGETキャンペーン!!」は、三井住友のプロパーカードで唯一、無条件で年会費無料の「三井住友VISAカード エブリプラス」でキャンペーン期間中(3ヵ月)に合計50,000円(含む消費税等)以上を使うと、もれなくワールドプレゼントポイント500ポイントがゲットできるというものでした。

ワールドプレゼントポイントの1ポイントの価値は5円相当なので、500ポイントは2,500円相当となります。

50,000円使って2,500円相当が還元されるということは 2,500 ÷ 50,000 = 5% なので通常の0.5%還元に5%の還元が加わって5.5%の還元になったと言うことです。

5.5%還元ということは、通常の0.5%還元の11倍となります。

前述した半額キャンペーンの101倍には及びませんが、こちらも思い切ったキャンペーンだったことには違いはありません。

そして、今月から、「始めよう。新しい毎日。新しいキャッシュレス」をキャッチフレーズとした「いつもの利用でポイント5倍!」というキャンペーンが始まりました

公式サイト
三井住友カード「いつもの利用でポイント5倍!」キャンペーン

このキャンペーンは、2019年3月1日以降、全国のセブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドで対象の三井住友カードを使うとワールドプレゼントポイントが通常の5倍貯まるというもので、現在絶賛実施中です

通常還元率0.5%の5倍なので、還元率2.5%ということになりますね。三井住友デビュープラスカードはもともと通常の2倍還元という特典があり、それと合わせて通常の6倍の還元率3%となります。

終了期限は設けられておらず、予告なく変更・終了となる可能性はあるものの、ある程度は長く続けられるものと思います。

三井住友カードが思い切ったキャンペーンを打ち出している理由はいくつもあると思いますが、QR・バーコード決済で急速に勢力を拡大しているLINE Pay、PayPayの20%還元などの怒涛のキャンペーンが一因であることは間違いないと思います。

普通に考えて、同じ支払いをするのなら、お得な支払い方法が好まれるのは自然の道理です。

三井住友カードという大手クレジットカード会社であっても、有効な手を打たなければ、QR・バーコード決済に利用者を奪われてしまいます。

QR・バーコード決済の破格のキャンペーンに対抗して、以前からポイント還元率を増やしているクレジット会社と私が思っているのはセディナです。

セディナはApple Pay支払いに限ってですが、以前は5%還元、今は3%還元のキャンペーンを継続的に実施しています。2~3ヵ月などの短期キャンペーンではなく、ずっと3%~5%のポイント還元率を続けているのですから、かなり凄いことだと思います。

ポイント還元率はどんなに多くても1.25%程度という2017年頃の状況からすると、今はクレジットカード会社に新興のQR・バーコード決済会社が加わった下剋上の戦国時代の様相を呈していて、隔世の感があります。

今は、新興勢力が有利な地位を築こうと破格のポイント還元を打ち出している特別熱い時期で、大勢が決したらポイント還元競争も落ち着いて来ると思います。

銀行にお金を預けても低金利でほとんど利息がつかない中で消費税が10%に上がろうとしている昨今、利用者としては、このポイント還元の熱い時期のメリットを有効に活用して生活防衛に励みたいところです。